よ~り よ~り てぃだ かんかん  kazemaru便り 

"奄美発 kazemaruで航海 vol.2"





笠利のシバサシ


さて、前回の続き。
なぜ、笠利だったかというと、
五穀豊穣と集落の繁栄を祈る「シバサシ」(八月踊り)が行われていたからなのです。

名瀬でも郷友会の八月踊りなどが行われますが、
連日連夜踊られる、地元密着の八月踊りをどうししても観てみたかったのです。

今回行ったのは、佐仁、用、大笠利、辺留、須野、土盛の6集落。
まず、県の指定無形民俗文化財にもなっている「佐仁」からスタート。
シバサシ佐仁-1
佐仁は2か所に分かれ踊りが行われていて、佐仁1区は17:30ごろから
佐仁2区は17:00頃から踊り始めていました。
各家を回るのですが、家の前にはたくさんの料理とお酒などが並んでいます。
佐仁集落は料理も有名なんですよ。


シバサシ佐仁-2
子供に、六調の弾きかたを教えていました。
「その弾きかたは、赤木名の弾きかた。」
「こう。」
「そうそう。」
と、言いながら教えてましたが、
私には佐仁の弾きかたと、赤木名の弾きかたの違いがよくわからなかった。



次に行ったのは、用のスタートが遅いということで「辺留」
シバサシ辺留-1
辺留はアラセツで3日踊り、3日休んで、シバサシで3日踊ります。
(他の集落もこのパターンが多いみたい)
ここは、1日でたくさんの家を回るのでなく、1日1か所ということです。
この日は公民館広場で踊っていました。


シバサシ辺留-2
いただいた、イカ墨のおにぎり。
住宅の方々が料理当番だったらしいのですが、若い人が多く
ピザなども出てましたね。(おにぎりもピザもおいしかったなぁ)


シバサシ辺留-3
たくさんのちびっこたちで賑わってました。



次は「笠利1区」。
シバサシ笠利1区
県道まで広がって踊っていました。
家の前が道なら、県道だろうがおかまいなしなんですね。
1か所で踊って終わったら、すぐ次に移動して踊る。
人も多くてもの凄く活気を感じました。
大笠利は大きいので、1区、2区、3区と3つに分かれて踊られています。
他の場所にも行きたかったのですが、集落内の道は複雑だし
どこで踊っているかもわからなかったので今回は1区のみ。



次は「用」
シバサシ用-1


シバサシ用-2
ここは、公民館で踊っていました。
移動する感じでもなかったので、この夜はずっと同じ場所で踊ったんでしょうね。



次は「須野」
シバサシ須野
金髪の人が踊っていたので、外国の人も参加しているんだなぁと
眺めていたら、その人がやけに踊りがうまく、さまになっているんです。
ん~~~? と思ってよくよく見てみたら、女装した集落の男性でした。
他に、女装している人が何人かいましたね。
途中で献金の報告があるんですが、その口上も上手で面白かったなぁ。


須野のあとに土盛の踊りも観ましたが、狭いところで人があふれていたので
写真はなし。
私が行った次の日の昨夜は知人が「シシ汁」をふるまうと言ってました。
毎年、60食分ぐらい用意するということなので来年狙うかなぁ。

なんだかんだで、各集落に知人がいたのは驚きでした。
集落で踊りはもちろん、雰囲気も違うのでアラセツ・シバサシ巡りは
やってみる価値あると思いますよ!!


あまりかしこまっている祭りではなく、
日常の延長で、生活の一部として行われている笠利の八月踊り。
毎年こんなことが行われていたんですね。
人の営みですが、亀の孵化やサンゴの産卵でも見ているような神秘を感じました。



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今日のおまけ

屋仁のターマン
屋仁のターマン畑。
屋仁のターマンは一村一品のブランドになっていたはずです。
蒸かして味付けなしで食べることを、まずお勧めします。


佐仁1区で、一軒目から二件目に移動するときに見た夕焼け
佐仁からの夕焼け-1


佐仁からの夕焼け-2


佐仁から用に行く途中で見た月と月明かり
中秋の名月-1


中秋の名月-2


中秋の名月-3

9/8は中秋の名月でしたが、
9/9は今年最後のスーパームーンが見られたらしいですね。
知らずに夜空を見上げたけど、時間帯のせいか、あまり大きく見えなかったけどなぁ。
今度見られるのは来年の9/28らしいですよ。


  1. 奄美
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  3. :: 2014/09/10(Wed)
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